知らぬが仏? 不健康も健康のうち? 「(体の弱い?)姉の健康法」

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チーズを信じて…

身長が縮みました。これも歳のせいですよ、しょうがないわね。

で、先日、姉の横に立ったのよ、偶然、話をしててね。すると、あれー、姉さんは驚くほど小さくなってたのよ。

えーっ、ウッソーてな感じ。

背中が丸くなっちゃったから? これはひょっとして、脊椎、腰椎圧迫骨折を起こしているのか(痛みもなく、本人も気が付いてない場合が多い)。

しかし、本人は全く気にしていないようでね。ということは痛みがないということだ。痛みがあれば16時間近く同じ姿勢で座ってなどいられない。

何よりかにより身体に痛みがない、不自由がない、だったら、年寄り、もう、それだけで充分、万々歳。

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でも、もう1つ、気になる病気がね。でも、こちらも、ぜーんぜん、本人は気にしてません、見て見ぬふり。このままだといずれまずいことに……。

でもね、もういいんです。痛い、苦しい、我慢できない、そうなった時はさすがに病院に行き、検査も治療もするでしょう。

痛みも、苦しくも、不自由もないのに、色々知って、恐怖に陥り、人生真っ暗、それより知らない方がいいのです。

そんな健康無頓着・偏食姉も、おやつには毎日、チーズをひと切れ。チーズはたんぱく源でありカルシウム源、筋肉と骨粗鬆症の大いなる助っ人と信じて。

しかーし、運動なくして、筋肉も骨も育たない、これが抜け落ちているのです。

でもね、いいの、いいの、信ずるものは ──── それでいいの。

そして毎晩の寝酒は忘れず。アルコールは睡眠の質を下げる? そんなこと気にしていたら、酒が不味い、余計、眠れない、今日も呑めるは元気の証。

というわけで、見かけとは大違いの姉でもあります。

元気だな、スゴイな、その歳で、と最近、つくづくしみじみ姉を見直すように? なりました。

不健康も健康のうち? 健康、健康、と騒ぐでない。検査、検査、身体にいいこと、それがかえって良くない? 姉を見ているとそう思えてきます。

「私は体が弱いから」20代の頃からそう言い続けてきた姉も、無事、80目前となりました。

今まで大病もなく、医者通いも数年前に始まりましたが、それもほぼ寛解。

フレイル? オウチ大好き人間には、それがどうした、なんぼのもんじゃ、どうってことない、出かけないのは昔と変わらん。

どうです、姉の健康法、少しは参考になりましたでしょうか?

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