アーノルド・シュワルツェネッガーは言っている。 “異性はあなたを裏切るが、筋肉は裏切らない” 昔々、『女が階段を上がる時』という邦画がありましたのよ。含みのあるいいタイトルですわね。で、こちらはその反対、何の含みもない『女が階段を下りるとき』…
気が付きたくはなかったわ。でも最近、気が付いてしまったことがあるの。それは、近頃、よく、「婆さん」に、声をかけられるようになった、ってことなの。 今日もそうだったわ。10年前は、これほど、年寄りに話しかけられることはなかった……ような気がするの…
まだ寒い時期のことでございました。59 歳のアンタが私に言うのでございます。 「〇〇さんのマフラー見た? いい歳して、あんな子供がするようなマフラーして」 はぁあー、あのニットのマフラー、実は私も持っているんだわよ。もう何年も前に買ったものだけ…
「この歳になったら、もうお洒落もへったくれもない」……の? 化粧をすれば「妖怪婆」、しなければ「ただの婆」。 それなら妖怪を目指す方が、まだマシ? と、年齢不詳の妖怪婆を目論んでいた50代。 けれども「婆」は「妖怪」よりも強かった。60代になる…
実は、ここだけの話ですけれどね、最近、化粧する時、苦労してますの。どうしてか? そりゃ、もう、目ですよ、この老眼。我が老眼ながら信じられません。 この老眼には何度裏切られたことか、情けないったらありゃしません。 【スポンサーリンク】 「老眼は…
我が老いを、また一つ、発見する その日、私は、大きな鏡の前で、人と話をしておりました。その時、私はしっかり老眼鏡をかけておりました。 見る気はなくても鏡に映る見慣れた我が顔。 すると、突然、あらー、ウッソー、あれー、イヤだ、ショックという想定…
マスクは中高年の助っ人 待ちに待った春がきましたわ。春は再生の季節でもありますわね。この老体、老顔も春にちなんでなんとか再生できないものかしらね。 ……おばはんには、もう一花も、徒花も狂い咲きもないのよ。ただ枯れ、去るのみ、なのね。……ショボン…
「10年前に撮られた自分の顔写真。その時はかなりショックだったわ。 ひどい、正視に堪えない、見たくないと思ったわ。 でもね、昨日その写真を見たらね、 ずっと、いいじゃない……今に比べたら。 10年てホント、大きいわね、イヤになっちゃう。 歳はとり…
アンタは言う、「〇〇(有名人)さんは、私たちより年上よね?」 はあああー、ワタシタチィーーー、あったりまえじゃん、あのねぇ、私よりは、ずーと、年上ってことですよ。だって私が小学生のころ、〇〇さんは、すでに、充分、大人でしたから。で、大活躍し…
歳をとるのは、そう簡単なことじゃない。つくづく最近そう思うようになった。 今でもまだ自分の老いと、上手く折り合いをつけられない。それは枯れ具合が、婆さん度が、中途半端だからかもしれない。逆戻りが不可能なら、とっとと前へ枯れ進めばラクかもしれ…
最近、証明書用の写真を撮りにいきましたの。必要があって。当り前ですわね、必要がなければ、誰が、あんなモノ、お金だしてまで、撮りにいきますか、そう思いませんか? えっ、思わない? アンタのような人とは友達になりたくありませんわ。 で、写真の予想…
「……それはね、歳のせいよ」 と、訳知り顔に言うアンタ。医者でもないのに。アンタの意見など訊いちゃいないのに。 それを大きなお世話というのよ。一緒にしないでほしいの、アンタと。 アンタと私は似た者同士でもないし、顔も体も違えば、歳も違うのね、ア…
先日、東京は日暮里の繊維街に行ってきましたの。でも私、お針仕事には全く興味ありませんのよ。 縫物大好き、生地見てるだけで幸せ! という知り合いが1人おりましてね、手作り化粧ポーチや手提げ袋など、これまでたくさんいただいております。 まぁ、針仕…
45 歳の壁 男女問わず、「おばさん」だと思う年齢は、「45 歳」らしい。45 歳は、四捨五入すると、アラ 50 なり、50 代に繰り上げされてしまう。だから「45 歳」はオネエサンとオバサンの分岐点となり、上がれば「リアルおばさん人生」の始まり始まりという…